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季節(トキ)の硲で…

小さな庭を眺めながら 徒然なるままの独り言…しばしおつきあいいただければ幸いです

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天(ソラ)の向こうへ…











嵐の予感を孕んで
空は うっすらと雲を佩く
湿気を含んだ風は
微かに 潮の匂い


流れる雲の透き間から
影燈籠の蠟燭みたいに
ちらりちらり
陽射しが落ちる


恋うように天(ソラ)を仰ぐ花は
多分 嵐を憂いはしない
ただひたすらに
陽光(ヒカリ)を求め
風に揺らぎ
天(ソラ)からの甘露を待つ







小さな虫達は
花から花へと一心不乱
日々の糧を求めて飛び交う
それは 見慣れた風景で
いつもと同じ繰り返しで


その向こうに
嵐の気配を重ねて
あれやこれや思い悩むのは
ひとの感傷…でしか
ないのかもしれないけれど


ニュースが伝える
南の島の様子に
ひたすらに 胸が痛い
秋を迎え 収穫を前にしながら
風に 雨に なすすべもなく
すべてを奪われるひと達の痛みは
想像すら及ばないだろうけれど


自然の前に ひとは
いつも 哀しいほどに 無力です


どうか このまま…と
祈ることが精一杯だけれど
どうぞ これ以上の被害がないように
どうぞ 命までを
奪われるひとがないように…と


それだけを願いながら
天(ソラ)をみあげる







それが 地球という星の
自然の営みならば
ひとには 止める術も権利も ない
ただ もしも
自然を司る大いなる存在が
あるのだとしたら


どうか ほんの少しでいいから
小さな人間達に
一片の慈悲を…と


夜の静寂(しじま)の向こう
藍色の天(ソラ)へと
祈りを捧げる
























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